2026/08/13

【発表・報道】国民の命と安全を守る対策推進を クマ等の鳥獣被害対策で提言 シカ・イノシシ・キョンへの対策も求める 自民党2026/06/26

【発表】

国民の命と安全を守る対策推進を クマ等の鳥獣被害対策で提言
シカ・イノシシ・キョンへの対策も求める

自民党鳥獣被害対策特別委員会
2026年6月26日
 
被害者数、死者数が過去最多となって令和7年に続き、今年も全国各地で人の生活圏での出没や、人身被害等が相次いでいます。党鳥獣被害対策特別委員会(委員長・笹川博義衆院議員)は、クマ等の鳥獣被害への対応に向けた提言を取りまとめ、6月26日に政府の関係閣僚会議議長を務める木原稔官房長官と石原宏高環境大臣に申し入れを行いました。

提言では今年3月27日に政府が取りまとめたクマ被害対策ロードマップの着実な推進を求め、国民の命と安全を守るため緊急対応体制の確保や、推定個体数・捕獲目標数の明確化等を求めました。また、鳥獣保護区におけるクマ捕獲の推進、狩猟期間の延長についても政府が各自治体と連携した対応を取ることを提言。捕獲したクマや人身被害に関する情報取集と科学的分析、ICT、ドローン、ロボット等の先端技術を活用した対策を推進することも提唱しました。
 
ニホンジカやイノシシ等の個体数の適正水準への減少に向けた対策や、千葉県房総半島で急速に分布を拡大しているキョン(小型のシカ科動物)についても、捕獲強化や北上防止柵の設置等、集中的な対策も盛り込みました。 

 

 

クマ等の鳥獣被害への対応に向けた提言

令和8年6月26日

自由民主党政務調査会

鳥獣被害対策特別委員会 

 https://storage2.jimin.jp/pdf/news/policy/213639_1.pdf

 

 

 
 
TBS NEWS DIG
2026年6月23日(火) 14:00
(略) 
自民党の鳥獣被害対策特別委員会がきょうまとめた提言案では・・・・,このほか、千葉県の房総半島で生息域を拡大している特定外来生物のキョンについても捕獲を強化することや、北上することを防ぐ柵を設置し、対策をとることを盛り込みました。
 
自民党は近く、政府に提言を出すことにしています。 
 
 
 
【Editorコメント】

上記の赤文字はEditorが強調しました.
 
環境省の「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト」や、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されている小型のシカ科動物です。中国南部や台湾が原産で、日本では千葉県や伊豆大島などで野生化し、農作物被害や生態系への影響が深刻化しています。
 
千葉県において,(飼育施設の逸出個体から)1960-1980年代に野外に定着しました.千葉県においては,最終目標の根絶に向けて,今後5年間の防除が実施される予定.出没が確認されている茨城県においては,生息情報収集を進め,目標として捕獲・完全排除を予定.
 
キョンの分布拡大が,今後,茨城県の山岳地,栃木,群馬などの山岳地に広がれば,捕獲排除はより困難になるため,千葉県内の対策や茨城県内の対策が最重要課題となります.
 
今回,自民党が千葉のキョン対策を鳥獣害対策の提言に加えたことは,この問題の緊急性や重要性を政治レベルでも認識され,地域社会で大きな課題となっていることを訴えていると言えます.外来種対策として,成功するようにしっかりと対応してほしいです.
 
 
 
 
環境省 特定外来生物 キョン 
ウシ目シカ科ホエジカ属 Muntiacus reevesi

千葉県における対策
防除公示
区域 千葉県全域
期間 2026年4月1日〜2031年3月31日(5年間)
捕獲 銃およびワナなど
防除主体 千葉県
目標 計画期間内の最重要目標は千葉県北部地域への分布拡大防止,生息数減少,被害防止
   最終目標 県内の野外からの完全排除 
  
 
茨城県における対策
  • これまでのキョン確認個体は6例(2026年6月4日時点)
  • 生活環境被害や農作物被害も報告されていないことから、侵入の初期段階と考えています。 
  • 個体の生息情報を収集、捕獲を早め早めに進めることで、完全排除を目指します。