2026/04/07

【報道】ノネコ捕獲 前年度比6割減 「トラップシャイ」課題に 25年度・奄美大島(南海日日新聞 2026年4月7日)

【報道】ノネコ捕獲 前年度比6割減 「トラップシャイ」課題に 25年度・奄美大島 

(南海日日新聞 2026年4月7日) 
 
【概要】(詳細は上記URLをごらんください)
 
環境省と奄美大島ねこ対策協議会は4月6日に鹿児島県奄美大島の山中で野生化したイエネコ(ノネコ)の2025年度捕獲状況を発表した。
 
捕獲数は55頭で前年度の146頭から約6割の大幅減。捕獲した猫のうち約3割が避妊・去勢手術済みの個体(集落のTNR個体の意味)だった。
 
関係者:
・島の全域で捕獲作業が順調に進んでいる
・わなに掛からない『トラップシャイ』個体が課題
・集落から山に入ってきた飼い猫の捕獲割合が増加
・このため,各市町村の条例で定めている飼い猫登録やマイクロチップ装着とともに、できる限り室内飼育も徹底すべきとしている
 
譲渡:
奄美大島ねこ対策協議会は捕獲個体の譲渡を行っている.
 
以上です. 

2026/03/06

【論文・報道】沖縄県やんばる地域で発見されたニホンジカの由来を解明 / 捕獲対策の要望書提出(沖縄生物学会など)

【論文プレスリリース】

沖縄県やんばる地域で発見されたニホンジカの由来を解明
—遺伝解析で明らかとなる国内外来種の移動経路—

  
【概要:詳細は下記URLをご覧ください】
 
沖縄島北部のやんばる地域は、ヤンバルクイナなどの貴重な野生生物が生息しており、2021年にはユネスコ世界自然遺産に登録.
 
この地域で、2024年10月21日、オスのシカ類が目撃されました。沖縄島には本来、在来のシカは生息していないため、やんばる地域でのシカの確認は初めて.このため、「人為的に持ち込まれた可能性が高い」との懸念が早くから指摘.
 
目撃地点付近で採取したシカ類の糞便サンプルからDNAを抽出し、性別と個体の由来を調査.
 
その結果、やんばるの森で採取された糞は、オスのニホンジカのものであり、宮城県・金華山島のニホンジカ集団と非常に近い遺伝的特徴を持っていたことから、人為的に移動された個体であることが明らかとなりました。
 
今後は個体の逸出に迅速に対応できるだけでなく、逸出自体を防ぐことができる制度など行政の取り組みを整備することが必要です。 


掲載誌

2026年3月6日に、日本哺乳類学会が発行する国際学術誌『Mammal Study』にてオンライン掲載されましたので、ご報告いたします。

掲載誌:Mammal Study 51(2)(日本哺乳類学会の発行する英文誌)

公開日:2026年3月6日 WEB公開

DOI: https://doi.org/10.3106/ms2025-0044

 

参考文献

Yamashiro, A., Endo, A., Kuwataka, H., Matsumoto, Y., & Yamashiro, T. (2015). Geographic origin and genetic structure of introduced sika deer, Kerama deer (Cervus nippon keramae) on Ryukyus inferred from mitochondrial DNA sequences. Mammal Study, 40(3), 187-192.
https://doi.org/10.3106/041.040.0306 別ウィンドウで外部サイトへリンク

Kobayashi, S., Asato, H., Nakata, K., Nagata, J. and Watari, Y. Foraging of endangered and endemic plant species by a non-native sika deer found in the northern part of Okinawa-jima Island, Japan: Evidence from fecal DNA metabarcoding analysis. (印刷中)

水谷知生・平侑子. (2024). 近代以降の金華山におけるシカと人との関わりとその観光利用. 奈良県立大学 研究季報, 35(2), 1-37
https://narapu.repo.nii.ac.jp/records/2000156 別ウィンドウで外部サイトへリンク

 

 

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【報道】

沖縄島北部「やんばる」地域でシカを初確認、人為的持ち込みか…世界遺産の生態系への影響懸念

北部のシカ、DNA解析で宮城県由来と判明 やんばるに人為的持ち込みと科学的に証明

公開日:2026年3月6日 8:05更新日:2026年3月6日 8:06 沖縄タイムス

 

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【報道】 

国頭シカ捕獲 県に要望 3学会 生態系に被害恐れ

公開日時
https://ryukyushimpo.jp/national/entry-5033164.html
 
 
 
 
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シカの早期捕獲要請 国頭で目撃 沖縄生物学会会長

2026年2月13日 3:57 沖縄タイムス
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1774128
 
【概要,詳細は上記URLを参照】 
沖縄生物学会の傳田哲郎会長らは12日、県庁を訪ね、環境部自然保護課の知念宏忠課長=同左=に、2024年10月に国頭村で目撃されたシカの対応に関する要望書を手渡した。世界自然遺産のやんばるの森の生態系に深刻な影響を及ぼす恐れがあるとし、一刻も早い捕獲や再発防止策を求めた。  

2026/02/26

【報告・報道】環境省ノネコ総捕獲数772匹に クロウサギ捕食確認続く 奄美大島で検討会 2026/2/25(水) 13:01配信,南海日日新聞

 

ノネコ総捕獲数772匹に クロウサギ捕食確認続く 奄美大島で検討会

配信南海日日新聞

https://news.yahoo.co.jp/articles/31839b20cd91096ee3ca6ce696624ce880aa2128 

【概要,詳細は上記URLをご覧ください】 
 
・2025年度は島の約91%の面積で捕獲作業を展開.
・12月末までに45匹を捕獲。
・希少野生生物の生息状況は回復傾向,「これまでの成果が出ている」と評価。
・27年度の計画終了に向け、新たな取り組みの必要性も確認した。
 
中略 
 
・猫の室内飼育の徹底といった住民意識の向上
・森林と人里の両輪でノネコの再生産を止めることが重要。
・課題であるトラップシャイ個体の捕獲についても有効な方法を模索が,今後の課題.

2026/02/22

【発表・報道】環境DNAで特定外来生物アライグマを検出 新技術を開発 農研機構2026年2月19日

 【発表・報道】環境DNAで特定外来生物アライグマを検出 新技術を開発 農研機構2026年2月19日

 

農業共同組合新聞 2026/02/22 

https://www.jacom.or.jp/saibai/news/2026/02/260219-87581.php 

 農研機構は、環境DNA分析を用いた特定外来生物アライグマの検出手法を開発した。この手法により、アライグマの早期の捕獲やアライグマに適した被害対策の実施が可能となり、経済損失や生態系への影響軽減などへの貢献が期待できる。