【発表】
徳之島における生態系保全等のためのネコ管理計画
徳之島において、アマミノクロウサギやトクノシマトゲネズミ等の希少種がネコに捕殺される事例が確認されています。また、世界自然遺産登録前には、世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)からもノネコを含む侵略的外来種が世界遺産の価値に影響を与える脅威であると指摘を受けており、徳之島において管理計画の策定や適正飼養の推進、飼い主不明ネコの発生・増加の防止、森林域のノネコ対策を一体的・計画的に推進することが求められています。
このことから、この度、徳之島の生態系保全等を目的に、環境省沖縄奄美自然環境事務所、鹿児島県、徳之島3町が共同で、「徳之島における生態系保全のためのネコ管理計画」を策定しました。
https://kyushu.env.go.jp/okinawa/press_00145.html
https://www.pref.kagoshima.jp/ad04/kurashi-kankyo/kankyo/yasei/tokunoshima_nekokannrikeikaku.html
「徳之島における生態系保全等のためのネコ管理計画(2026年度~2035年)」
環境省・鹿児島県,徳之島町,天城町,伊仙町
https://kyushu.env.go.jp/okinawa/content/000402754.pdf
https://www.pref.kagoshima.jp/ad04/kurashi-kankyo/kankyo/yasei/documents/128336_20260528124842-1.pdf
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【報道】
徳之島ネコ管理10年計画 希少種被害 生態系保全へ 環境省や県 「飼い主不明」発生源ゼロ目標
https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20260623-GYTNT00177/
(概要,詳細は上記URL参照)
世界自然遺産に登録されている徳之島の生態系を保全するため、環境省沖縄奄美自然環境事務所や県、地元3町は、特別天然記念物「アマミノクロウサギ」といった希少種を捕殺する猫に関する管理計画を策定した。今年度から2035年度までの10年間で、飼養登録がなく、屋外で活動する「飼い主不明ネコ」の発生源をなくすことを目標に掲げている。
県によると、徳之島には元々、猫を含む肉食性哺乳類はいなかったが、餌となるネズミを求めて人の生活圏に現れるハブ対策として、猫を屋外で放し飼いにしてきたとされる。その一部が野生化し、常に山野で生活する「ノネコ」となっており、実際にアマミノクロウサギなどが被害に遭う事例が確認されている。
(中略)
鹿児島県自然保護課「目標を達成するには、地域住民の協力も不可欠。計画に基づいて発生源を断つことができるよう、関係機関が意識を統一して取り組みたい」と話している。
【Editorコメント】
奄美・琉球世界自然遺産登録地で,管理計画は徳之島が最後の策定になった.これで登録地4島(地域)で,屋外イエネコ問題がない西表島をのぞいて,奄美大島,徳之島,そして沖縄島北部地域のすべてにおいて,イエネコ対策の管理計画が策定されたことになる.IUCNと世界遺産委員会からの課題の一つが,まずは達成されたといえる.
奄美大島
https://kyushu.env.go.jp/okinawa/0328amami.pdf
https://kyushu.env.go.jp/okinawa/awcc/pdf/roadmap.pdf
徳之島
https://www.pref.kagoshima.jp/ad04/kurashi-kankyo/kankyo/yasei/documents/128336_20260528124842-1.pdf
沖縄島北部地域
https://kyushu.env.go.jp/okinawa/content/000168370.pdf