「致死率最大30%」マダニ媒介の危険なSFTS感染症 富山県で2例目の患者確認 万が一咬まれたら「無理に引き抜かず医療機関へ」
配信 FNNプライムオンライン
致死率30%“マダニ感染症”「SFTS」ペットとのふれあいで感染リスクも…もしマダニにかまれたら【ひるおび】
https://news.yahoo.co.jp/articles/fc60f5a8d87889bcaddf502ad6c07fc7312ef623?page=1
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【マダニ感染症】 愛知でSFTSで2人死亡...犬猫からうつる?今すぐできる対策 #エキスパートトピ
専門医が語るリスクと予防法 草むらに潜む脅威「マダニ」 かまれて起こる感染症で60代女性死
https://www.fnn.jp/articles/-/893265
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マダニ媒介の感染症で初の死亡例 静岡県が対策呼びかけ
NHK 静岡NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20250625/3030028389.html
2025年06月25日 08時40分
マダニが媒介する感染症のうち、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」の患者の死亡が県内で初めて確認されました。
このほか「日本紅斑熱」で亡くなる人も出ていて、県は対策を呼びかけています。
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愛知 豊田 マダニ媒介の感染症2人死亡 肌露出少なくなど対策を
NHK NEWS
2025年6月25日 17時34分
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/fa6cba7fc7b8566e4d46cb23ef81c9a54457fac8
愛知県豊田市はダニが媒介する感染症にかかった2人が6月、相次いで死亡したと発表しました。豊田市は、ダニの活動が活発な時期を迎えているとして、野山に入る場合はダニにかまれないよう肌の露出を少なくするなどの対策をとるよう呼びかけています。
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マダニ感染症が過去最多 ペットの猫の感染も…県「室内飼いや駆除剤の投与を」【高知】
配信 FNNプライムオンライン
https://news.yahoo.co.jp/articles/8c9a1b1e4e8ece339a0d7f82c550ae8b77f2abcd
岐阜で初めて確認 マダニにかまれ発症か 死亡の危険もある感染症 SFTS=重症熱性血小板減少症候群
配信
中京テレビNEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe334612fc0adfe0cd813e962eb9615fd59026b6
ウイルスを持ったマダニにかまれて感染 県内で初めて「重症熱性血小板減少症候群」の患者を確認 高齢者は死に至ることも 秋田
配信秋田放送
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ceecb08aa0695e17a69fbb36e4961205f9d7951
ウイルスを持ったマダニにかまれて感染する重症熱性血小板減少症候群の患者が、県内で初めて確認されました。
重症熱性血小板減少症候群、SFTSと診断されたのは、由利本荘保健所管内に住む70代の女性です。 県によりますと、女性は先月29日から39度台の熱や倦怠感、頭痛など風邪に似た症状が続き、4日後の今月3日に医療機関を受診しました。 血液データに異常が見られたため、さらに検査を行い、先週金曜日の11日にSFTSと診断されました。
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マダニ感染症、関東への拡大懸念 神奈川県西部で感染者が入院 静岡県では2人死亡の猛威
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
ウイルスを持ったマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、神奈川県が11日、県西部地域に住む60代女性の感染を発表した。感染した場所は不明。隣接する静岡県では6月以降、過去最多ペースとなる4人が感染し、うち2人が死亡するなど猛威を振るっており、関東圏への感染域拡大が懸念されている。
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マダニ媒介の感染症「SFTS」関東地方で初確認… 神奈川県松田町の60代の女性が感染 現在は回復に向かう 神奈川県はマダニに噛まれないよう注意呼びかけ
配信 TBS NEWS Dig
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f4bfa407425de13c8dfde1e9c5020f2d9ce80da
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
神奈川県松田町の女性がマダニが媒介する感染症「SFTS=重症熱性血小板減少症候群」に県内で感染したことがわかりました。関東地方での感染が確認されるのは初めてです。
神奈川県によりますと、松田町の60代の女性は先月28日に発熱し、今月2日に医療機関に入院し、検査したところ、マダニが媒介する感染症「SFTS=重症熱性血小板減少症候群」に感染していることがわかりました。 女性はすでに退院し、症状も回復に向かっているということです。 県が調査したところ、女性はSFTSに感染したとみられる時期に県外への外出やほかの感染者との接触がなかったため、自宅周辺での畑仕事や草むしりを行った際などに、マダニに噛まれて感染したと判断したということです。
SFTSが関東地方で感染が確認されたのは初めてです。
Editorコメント
関東初とありますが,茨城県でもSFTSネコ感染が見つかっています.
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb04971e7a4269bff83f880737ba83e85e116265
SFTSウィルス感染マダニが,着実に東日本に拡散してきていると言えるのでしょうね?
東日本に迫るマダニ感染症 シカやイノシシ以外にアライグマも媒介しているかも?
#エキスパートトピ

マダニ媒介の感染症 SFTS患者数91人 同時期比で過去最多に
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
マダニが媒介する感染症、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」について、ことしこれまでに全国から報告された患者数は91人と、これまでで最も多かったおととしの同じ時期を上回ったことが、国立健康危機管理研究機構のまとめでわかりました。専門家は「感染が確認されている地域が広がりつつある」として対策を呼びかけています。
SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」は、主に原因となるウイルスを持つマダニにかまれることで感染する感染症で、発症したネコやイヌからヒトに感染するケースも報告されています。
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マダニ感染症「SFTS」北海道上陸、急速に全国拡大 60代男性の道内感染を初確認
配信 産経新聞
(概要)
ウイルスを持ったマダニが媒介する感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」について、北海道が7日、道央地域に住む60代男性の感染を発表した。道内で感染したことが確認されるのは初めて。感染地が急速に全国に拡大していることが裏付けられた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/56c4a66b61d5212b00c5e7a3d26dbf9257ce56d7
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ダニを媒介する感染症「SFTS」注意呼びかけ ヒトからネコの感染も(テレビ朝日系(ANN))
配信 テレ朝NEWS
https://news.yahoo.co.jp/articles/5e7b50f88b1786f9355e9040b951d8188e6b3feb
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
マダニが媒介する感染症「SFTS」が国内で広がっています。ネコが感染した場合は重症化リスクが高く、またネコからヒトに感染する場合もあり、厚労省は注意を呼び掛けています。JIHS 獣医科学部 前田健部長 「もしかしたら北海道にも、西日本からのウイルスが鳥によって入り込んだか。高齢になればなるほど死亡率が高くなるのがSFTSの特徴」
注意が必要なのは人間だけではありません。
ネコもSFTSに感染し、致死率は6割から7割ほどになっています。
三重県ではSFTSに感染したネコを治療した獣医師が死亡しています。 獣医師にマダニのかみあとはありませんでしたが、SFTSに感染していました。
前田健部長 「少なくとも分かっているなかだと(飼い猫は)100匹以上は死んでいる。野良猫は治療もされていないのでもっと死んでいると思う」
専門家は、ヒトもネコもマダニにかまれないようにする対策が重要だとして注意を呼び掛けています。
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“致死率最大30%”『マダニ感染症』急増 奈良のシカや遊具ある公園にも「里山消失」で人住む場所に出没
SFTSウイルスに感染しているかもしれないマダニが,身近にいる事例を紹介して報道です.以下は概要で,詳細は上記URLを見てください.
1.奈良公園のシカにも「マダニ」
「観光客の方がシカをなでていますね」 ここには、野生のシカおよそ1300頭が生息しています。 しかしそのシカをよく見てみると… 「シカの首元にマダニがついています。下のほうにもマダニですね。元気に動いています」 からだの表面には、活発に動き回るマダニの姿が…さらに ,「あっここにも!耳の下にマダニ、その下にもいますね」
【観光客】「ちょっと触るの躊躇しますね」
【観光客】「マダニって山の中とかにいるイメージなのでびっくりしました。もう何も思わず触っていたので」
日本全国に分布するマダニは、動物に寄生して吸血しますが、人にも寄生する恐れがあるため奈良県もむやみにシカに触らないように注意を呼びかけています。
「これは獣が下りたり、上ったりする獣道なんですけど、こういったところの際にあるシダ植物にいやすい」マダニを捕獲する道具「マダニホイホイ」を使って、周辺の草木をなぞってみると… 「大量に捕れました!パッとみてわかりますか?ほぼごみですよね。これが(マダニの)固まりです。卵が破裂した最初の段階のよーく見てると動くと思います」 肉眼ではよく見えませんが…顕微鏡で覗いてみると…
「うわ!動いていますね。顕微鏡で見ると活発。めちゃくちゃいますね!」 たった数分で捕獲したマダニの数は、およそ20匹。 マダニは本来このように、人との接触が少ない山の中に多くいますが、最近はその生息場所にも変化があるようです。
3.公園の遊具近くにもマダニが
「当然、山にはマダニと野生動物、獣がいます。その獣が公園の中までマダニをつけた状態で持ってきてしまう」 マダニを探してみると… 」
「いた!成体です。取れました。腕をあげている」 遊具のすぐ近くの茂みでマダニを捕獲しました。子供が遊ぶ場所にも潜むマダニの危険。
【モリ環境衛生センター森重樹社長】
「(マダニは)山間部だとかそういうところの問題だったが、里山が消失してしまって、野生動物が無抵抗に住宅の周りにより一層入り込んでくる。そうなると我々人間も刺されやすくなる」
「(温暖化で)野生動物も越冬する時期が後ろ倒しになっている。行動する時間も長くなるのでマダニが落ちやすくなる」
里山が無くなり、行動時間も長くなった野生動物が人の住むエリアに頻繁に出没。 この野生動物が多くのマダニを運び、人への被害が増えているということです。 人と交わることが決して多くはなかった「マダニ」。今は身近に潜む危険な生き物として注意が必要です。
■自然が多いところに行くときに注意したいマダニ対策
・長袖に長ズボンを着用し、帽子をかぶる。
・上着はズボンに入れて、隙間を作らない
・ペットも感染症にかかる可能性があり、そこから人間に移ることも考えられます。もしマダニが付着していたり、赤い斑点などの症状がある場合は、皮膚科へ相談することが大事。
(関西テレビ「newsランナー」 2025年8月12日放送)
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ダニ類が媒介する「人獣共通感染症」、特に「SFTS」の特徴とは #エキスパートトピ
ダニ類が媒介する人獣共通感染症、特にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)への注意が必要な状態が続いています。マダニ類が媒介する人獣共通感染症とのその病原体には、日本紅斑熱(リケッチアという細菌)、ツツガムシ病(リケッチア科の細菌)、ライム病(スピロヘータという細菌)、野兎(やと)病(グラム陰性の細菌)、前述したSFTS(フレボウイルス)、ダニ媒介性脳炎(フラビウイルス)などがあります。では、これらの病原体の特徴、特にSFTSの特徴はいったいどんなものなのでしょうか。
ココがポイント
「ダニ媒介脳炎」は、ウイルスをもつマダニにかまれることで発症し、国内では道内だけで確認されている感染症です
出典:NHK 2025/6/26(木)
日本紅斑熱は山や畑に入り、病原体を保有したマダニにかまれると感染する
出典:千葉日報オンライン 2025/7/25(金)
これまで感染が確認されていなかった地域でも患者が報告されていて、専門家は対策を呼びかけています
出典:NHK 2025/8/12(火)
SFTSウイルスを保有しているマダニに刺されることにより発症する感染症で、致死率が30%とも言われています
出典:TBS NEWS DIG 2025/8/12(火)
エキスパートの補足・見解
ダニ類による獣共通感染症の病原体は、節足動物(変温動物)のダニ類と脊椎動物(恒温動物)の両方に感染する能力を持ち、ダニ類の生活環(卵→幼ダニ→若ダニ→成ダニ)を巧みに利用し、感染相手の免疫機能を回避して病原性や感染性を持続させ、ダニ類の唾液に含まれる免疫抑制物質をも利用して感染を続けることができます。
SFTSは一本鎖のRNAウイルスのため変異しやすく、多種多様な宿主に感染する能力を持つことが確認されています。感染報告は日本を含む東アジアからです。ヒトへは主に吸血によって感染しますが、ヒト(遺体を含む)ヒト感染やペット(イヌ、ネコなど)ヒト感染も報告されています。現時点では一部(ファビピラビルなど)を除き、有効な治療薬はなく、ワクチンも開発されていません。ペットも含め、咬まれない予防が最も効果的な対策になります。
SFTSの潜伏期間は6日から2週間ほどで、マダニの吸血期間は数日から10日間以上です。その間、吸血された宿主が気づくことはほとんどなく吸血がすむと自然に離れますが、咬まれていることに気づいた場合、無理に取り除こうとすると頭部や顎などが残る場合もあり、医療機関で処置してもらうほうがいいでしょう。
マダニ感染症「SFTS」富山で飼い猫から検出 ペットの体調変化に警戒
配信 チューリップテレビ
https://news.yahoo.co.jp/articles/70d242e89f4606429606c401771c6594ebd343d9
(概要,詳細は上記URLをご覧ください)
マダニを介して感染する「重症熱性血小板減少症候群」いわゆる「SFTS」が27日、富山県内で初めてネコへの感染が分かりました。
富山県によりますと、SFTSが確認されたのは、室内で飼育されていた3歳のネコです。 ネコは7月19日から姿を見せなくなりましたが、8月22日に帰ってきました。 その後、食欲不振や発熱、黄疸などの症状がみられ病院を受診し,陽性と判定されました.
Editorコメント
イエネコの感受性は高く死亡率は高いです.また,感染イエネコの体液などを通じて,人へもSFTSウィルスが感染し死亡する事例も起きています.
飼育しているイエネコは屋外に出しては危険です.マダニは,このようなイエネコが運び,また外来哺乳類や野生動物が運び,人の住む近くまで迫ってきていると思ったほうがいいです.
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