【報道】
SFTSと確認されたイエネコを治療した獣医師が死亡、マダニ感染症疑い 獣医師会が注意呼びかけ
マダニ感染症で死亡の獣医師「胸が苦しい、息苦しい」訴え緊急搬送 発症前に感染ネコ治療
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マダニ感染症で獣医師死亡、三重 感染したネコの治療に従事
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猫治療した獣医師死亡 マダニ感染症の疑い 獣医師会が注意呼びかけ
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ネコを治療した高齢の獣医師が死亡 マダニ感染症「SFTS」か 呼吸困難などを訴え病院に搬送 三重
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ネコの治療後に獣医師が死亡 マダニなどが媒介する感染症「SFTS」に感染か 三重県
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マダニ感染症で60代女性死亡 香川
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厚生労働省「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について」
1 病原体
フェヌイウイルス科バンダウイルス属の重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome : SFTS)ウイルス
2 感染経路
主にSFTSウイルスを保有するマダニに刺されることで感染する。 SFTSを発症している動物との接触により感染することもある。
3 潜伏期
6日~2週間程度
4 診断と治療
(1)臨床症状:
発熱、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)を主徴とし、時に、腹痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴う。
血液所見では、血小板減少(10万/㎣未満)、白血球減少(4000/㎣未満)、血清酵素(AST、ALT、LDH)の上昇が認められる。致命率は約10~30%程度である。
(2)診断:血液、血清、咽頭拭い液、尿から病原体や病原体遺伝子の検出、血清から抗体の検出
(3)治療:対症療法※
※国内では、抗ウイルス薬(ファビピラビル)の使用が承認されている。
5 予防
草むらなどマダニが多く生息する場所に入る場合には、長袖、長ズボンを着用し、サンダルのような肌を露出するようなものは履かないことなど、マダニに刺されない予防措置を講じる。
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【マダニ感染症】ネコを治療後に獣医師が死亡...ネコと人を守るために飼い主ができること
#エキスパートトピ(石井万寿美) - エキスパート - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/6c5c17de0675ed571d0ee2666864c9f37c0c96ac
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最近の参考文献
「人獣共通感染症リスクと侵略的外来種問題 」(日本生態学会誌,2025年)https://researchmap.jp/_yw/published_papers/50380223/attachment_file.pdf
(フリーPDF)
「イエネコ問題の本質に迫る : あふれるネコを生み出す人間社会」(生物の科学遺伝,2023年)フリーダウンロード
https://researchmap.jp/_yw/misc/42125058/attachment_file.pdf
(フリーPDF)