琉球新報
021年7月10日 09:35
奄美・琉球の世界自然遺産の登録を目前に、候補地である沖縄島北部、西表島、奄美大島、徳之島の4地域から各地の魅力を伝えてもらい、1993年に世界自然遺産登録された屋久島を含めて登録後の課題や未来を話し合います。自然を守るための地域と観光客も含めた今後の取り組みも提案してもらいます。
申し込みは不要、視聴無料です。
開催日時 2021年7月10日(土)午後3時半~5時
オンライン配信(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=1-EM3Etcn2E
【登壇者】
・比嘉明男氏(NPO法人やんばる・地域活性サポートセンター理事長)
・徳岡春美氏(西表島エコツーリズム協会事務局長)
・常田 守氏(自然写真家、奄美大島)
・美延睦美氏(NPO法人徳之島虹の会事務局長)
・兵頭昌明氏(「屋久島を守る会」初代代表)
司会 高 英子氏(フリーアナウンサー。徳之島出身、沖縄県在住)
【問い合わせ】琉球新報・暮らし報道グループ(電話)098(865)5158
▶琉球新報デジタル-沖縄の新聞、地域のニュース https://ryukyushimpo.jp/
シンポジウム終了後の総括記事と録画サイト
琉球新報
2021年7月11日
14:18
地域の理解深化が大切 沖縄・奄美の自然遺産シンポ 登録向け課題や活動共有(録画サイト)
南日本新聞
2021/07/11 11:00
「奄美・沖縄」は世界の宝 「守る覚悟を」 未来へつなぐ道探る世界自然遺産シンポ
要約
・希少種が多くすむ生物多様性の価値を説明し,「自然遺産への推薦は、住民の意識を開発から保護に向ける契機になった」と強調。
・アマミノクロウサギの交通事故や野生化した猫に捕食される問題を指摘し,「住民の自然への関心がまだ低い。世界の宝として継承する自覚が必要」と訴えた。
・ヤンバルクイナ保護のため猫の適正飼養条例をいち早く導入した成功例に触れ「密猟対策も規制の後ろ盾があった方がいい」と述べた.
・観光ガイドによるエリアごとの案内ルールづくりなどを紹介。「ルールだけでなく、自然を守るという観光客、住民の意識醸成が重要」と語った。
・1993年に世界自然遺産に登録された屋久島では,登録後のプラス面について「子どもたちが誇りを持てるようになった」と話した。