【報道】
宮古の農業と生態系を守れ クジャクと闘うハンター 「人間の都合で持ち込まれて人間の都合で駆除されて…」 命を奪うことへの葛藤も
配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/54848d1c71779586814cdf56222222f7ed99246d
今年2月までの約18年間に,沖縄県宮古島市で捕獲されたインドクジャクの数は6,896羽。野生化し固有種の捕食など生態系に影響を及ぼしている外来種のクジャク。そんな招かれざる鳥と闘う島のハンターを取材しました。
・・・・・透き通る青い海が魅力の宮古島市。島にある森に目を向けてみると、ミヤコニイニイやミヤコカナヘビなど固有種が生息しています。
しかし、その森にはある招かれざる鳥が。緊急対策外来種のインドクジャクです。
30年以上前、観賞用として持ち込まれたクジャクですが、台風などで壊れた畜舎から逃げ出し野生化。繁殖力が強く、島に天敵がいないクジャクは瞬く間に大繁殖し、畑に現れては農作物を食い荒らす厄介者です。・・・・
Editorコメント
詳細は上記URLをご覧ください.
この報道でも紹介されていますが,このクジャク(写真)たちは飼育施設から逃げ出して野生化し,外来種化した鳥で,わが国にもそもそも居なかった鳥です.しかし,野外で自然に定着して繁殖して数を増やし,島の自然環境に大きな悪影響を与えてきています.農業被害も大きいです.
このような経緯(観賞用など)で外来種化する事例は,わが国でも多く起きています.そもそもの飼い主さんたちは,「外来種化のリスク」を自覚(責任)を持ってほしいものです.
自分の行為が新たな外来種を作ることにつながるという自覚です.そしてきちんと管理する責任です.
それができないならば,飼育はしないでほしいものです.後世に多大は損害と対策費が必要になります.