わが国の島嶼などの在来希少種や生態系やヒトに影響をあたえる外来種問題のうち,とくにイエネコFelis catusを対象とした「イエネコ問題研究会」です.イエネコの完全室内飼育,適正飼養,適正管理対策などによって,島や地域の在来種や在来生態系・生物多様性の保全,人獣共通感染症の予防によるヒトの安全安心,そしてイエネコの健康や幸せを考える研究会です.
野放しイエネコ問題やその発生源になる家庭のイエネコ問題に対処するために、関心をもち取り組む研究者(生態学者、法制度学者、獣医学者など),専門家(獣医師など),また行政担当者(環境省や自治体)などが集まり,2016年にわが国初の研究会として本研究会を設立した.