4年連続100匹超え 奄美大島ノネコ捕獲
24年度ノネコ捕獲146匹 飼い主への返還過去最多21匹 奄美大島
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2483f50a822abc3e6ca1f5b65810cf7d966937fd
環境省と奄美大島ねこ対策協議会は7日、鹿児島県奄美大島の山中で野生化した猫(ノネコ)の2024年度捕獲状況を発表した。同年度1年間の捕獲数は146匹で23年度(161匹)に次ぎ過去2番目に多かった。首輪や(個体識別のための)マイクロチップを装着した飼い猫とみられる個体が過去最多の21匹捕獲され、すべての猫が飼い主に戻された。
在来種への影響が問題となるノネコの捕獲は、同省と県、島内5市町村が策定した「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画」(18~27年度)に基づき、18年7月に始まった。年々エリアを拡大し、捕獲用に設置した籠わなは島内で600台を超える。カメラによるモニタリングも行っている。
世界自然遺産の島・奄美の希少動物を捕食するノネコ 24年度の捕獲数は146匹 環境省「順調に生息数減っている」
ノネコ捕獲検討会
以下はEditorのコメント
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このような対策が必要になったのは,イエネコの飼い主に問題がそもそもあるからです.
イエネコは屋外に居ることでいろいろと問題を起こします.屋外に出たイエネコは「最も身近な外来種」となり,野生動物への「最強のハンター」になります.また,感染症の原因にもなります.屋外では,自由に繁殖して,数を増やしてしまいます.
動物保護管理法や条例にあるように,飼い主さんの大切なペットのイエネコです.イエネコを飼育したい人は,飼い主として責任を持って,適正飼養に徹して,屋内飼育を徹底してほしいです.
希少種の生息する山中に入っていくイエネコを作っているのは,イエネコの飼い主さんです. 責任を持って飼ってほしいです.
室内飼養で,多くの問題が解決に向かいます.
屋外ネコ(外ネコ,イエネコの野生化個体)は,侵略的外来種ワースト100(IUCN)に選ばれ,わが国の「 我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト( 環境省・農林水産省(2014 ) 」の緊急対策外来種に選ばれています.またイエネコが感染源となっているトキソプラズマ感染の被害を受けた人々によって患者の会も結成されています.