2022/05/10

【報道】東京都心のカラスの生息数が対策後20年で1/3以下に減少

 読売新聞オンラインなど

2022年5月9日14:26配信

概要

東京都などがカラス対策を始めてから約20年で,生息数が3分の1以下に減少したと報道されています.生息数の推移から、ゴミの量の減少と関係すると考えられています.

東京都環境局の資料から,捕獲数の減少,苦情の減少も示されています. 

ニホンに繁殖するカラスは大半はハシブトガラスとハシボソガラスで,東京都心では主にハシブトガラスで,餌は果実や昆虫や小動物ですが,ゴミではマヨネーズやフライドポテトなどの油脂を多く含む食材も好みます.

 

 


 

東京都環境局「カラス対策」

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/animals_plants/crow/index.html

更新日:2021年11月9日

東京都は、増えすぎたカラスから生じる様々な被害を防止するため、平成13年度から都市部を中心としたカラス対策に取り組んでいます。
令和2年度までの生息数調査結果と対策の成果についてお知らせします。

(生息数調査結果)
 ・都内約40か所における合計生息数が、平成13年度に比べ約70%減少
(対策成果)
 ・令和2年度に約5,100羽を捕獲し、累計捕獲数は約233,000羽
 ・都庁によせられた苦情・相談件数が、平成13年度に比べ約90%減少