【報道】
奄美の捕獲ノネコ 9割は首都圏へ 島外頼りのいびつな構造 「世界遺産の恩恵は受け、ノネコ要らないは身勝手」
南日本新聞 2023/07/25 07:57 373news.com
(概要)
奄美・沖縄の世界自然遺産登録から26日で2年になる。鹿児島県奄美大島では、アマミノクロウサギなどの希少動物を補食する野生化した猫(ノネコ)の対策が道半ばだ。島内5市町村でつくる「ねこ対策協議会」と環境省はノネコの捕獲・譲渡に2018年度から着手。これまで466頭を捕らえたものの、600~1200頭とされる推定生息数には程遠い。譲渡先の9割を島外に頼るいびつな構図も浮かぶ。
(中略)
◇ノネコの捕獲・譲渡
2018年7月に始まった。主に環境省は捕獲、奄美大島5市町の「ねこ対策協議会」が譲渡を受け持つ。協議会が運営する奄美ノネコセンター(奄美市)に捕獲したノネコを一時収容。ノミ取りや避妊去勢、ウイルス検査などを経て島内外16の個人・団体の譲渡認定者に情報提供し、引き取り先を1週間募集する。見つからなければ安楽死させるが、これまで回避している。
2018年7月に始まった。主に環境省は捕獲、奄美大島5市町の「ねこ対策協議会」が譲渡を受け持つ。協議会が運営する奄美ノネコセンター(奄美市)に捕獲したノネコを一時収容。ノミ取りや避妊去勢、ウイルス検査などを経て島内外16の個人・団体の譲渡認定者に情報提供し、引き取り先を1週間募集する。見つからなければ安楽死させるが、これまで回避している。
(詳細はURLを御覧ください)
【広報】奄美大島におけるネコ対策のこれまでの成果(奄美ネコ対策協議会)
奄美大島では飼ネコ登録,避妊去勢手術,マイクロチップ装着,ノラネコのTNR処置,ノラネコ交通事故等死骸回収,ノネコ捕獲数(環境省),ノネコ譲渡数などを公表されている.
(コメント)
島内ではノラネコの譲渡はあるが,ノネコの譲渡者は少ないという状況です.ネコ問題は奄美大島の島内で起きていて,島内住民がそもそもの原因を作っている問題です.まずは,外ネコ譲渡促進とともに,島内住民こそ,外ネコを作らないよう,飼ネコ条例遵守と適正飼養(完全室内飼養)遵守を責任を持って実現してほしいものです.