世界自然遺産やんばるの野猫対策、開始を延期 「やんばる屋外猫ゼロ」プロジェクト 県民意見のとりまとめに時間 沖縄県
配信 琉球新報
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c922761189f0c6767f816f0429c29b505165564
やんばるのネコ管理計画の実施は,来年度(2024年度)初めから開始に延期とのことで,理由は650件ほどのパブコメ意見の取りまとめに時間を要するためとのことです.
なお,下記は琉球新報オンライン版からの抜粋版ですので,詳細は上記URLをご覧ください.
---------(以下は抜粋版)
世界自然遺産に登録の沖縄島北部の国頭、大宜味、東の3村で「屋外ネコをゼロ」目標とする、「沖縄県、やんばる3村、および環境省沖縄奄美自然環境事務所」の5者の管理計画に関して、県環境部は13日、来年度初めからの開始を延期することを明らかにした。
計画案に対して県民から募集した意見の取りまとめに時間を要しているため。
計画案では、(1)森林域でネコをゼロにする(2)飼いネコの不適正飼養をゼロにする(3)屋外にいる飼い主不明ネコをゼロにする(4)北部以外からのネコの遺棄をゼロにする―などの目標を設定。屋外にいるネコを捕獲・保護し、23年4月~33年3月の10年間で目標を達成するとしている。
この計画案に対して、647個人・団体(暫定値)から意見が提出された。
生態系保全の観点から賛成する意見があったほか、ネコの捕獲・保護が殺処分につながる可能性があることを理由に反対する意見や、飼い主への返還・新たな飼い主への譲渡のための周知期間(10日)が短いとする意見、動物愛護団体との連携を強化するよう求める意見がある。
以上