2021年年10月27日(水)、徳之島北部の与名間林道にて死亡したトクノシマトゲネズミ(国内希少野生動植物種)7個体が発見されました。死因を特定するため、研究機関に遺伝子検査を依頼していましたが、この度、結果が判明し、全個体の損傷部からイエネコの遺伝子が検出されました。
また、後日同林道で捕獲されたネコの糞からはトクノシマトゲネズミの毛が発見されました。死体発見時の状況、遺伝子検査の結果及びネコの糞情報から、本事例はネコによる捕殺であったと推測されました。
徳之島では、関係機関が連携して引き続き対策を進めて参りますが、徳之島にお住まいの皆さまには一層の飼い猫の適正飼養をお願いいたします。
南海日日新聞 2021年12月24日
(概要紹介)
環境省は23日、徳之島北部の林道で国の天然記念物トクノシマトゲネズミ7匹の死骸が今年10月に見つかり、死因はネコによる捕殺とみられるとの調査結果を発表した。トクノシマトゲネズミの死骸が一度にこれほど大量に見つかった例はなく、同省徳之島管理官事務所の職員は「深刻な事態。島民にはより一層、ネコの適正飼養をするようお願いしたい」と訴えた。
(詳細は,本紙見てください)
天城町与名間林道 損傷部からネコのDNA 「飼い猫適正飼養を」
奄美新聞 2021年12月23日
(概要紹介)
国指定天然記念物で、徳之島にしか生息しない国内希少野生動植物種の「トクノシマトゲネズミ」7個体の死骸が、同島北部の天城町・与名間林道750mの区間で10月27日に相次いで見つかったことが、12月23日明らかになった。死因を調べていた環境省(奄美群島国立公園管理事務所)は同日、遺伝子検査の結果から「ネコによる捕殺と推測される」との見解を発表した。・・・環境省(同)は、「引き続き関係機関と連携し、モニタリングや捕獲などの対策を進める」とし、地域住民へ一層の適正飼養を呼びかけている。
(詳細は,本紙見てください)